ー杏ちゃんのお母さまよりー
車を運転中に、知床五湖ウォークで見た知床連山の美しさを思い出しました。
それと同時に思い出した事があって、杏の出産は3日かかり、自分もはじめての事で、なかなか出てこない杏ちゃんに3日目の早朝、途方に暮れていました。
早朝のラウンジで昇る朝日と、それが映る海を「困ったなー・・・」と思いながら、出て来ないお腹の杏に話しかけました。
「杏ちゃーん。海がきれいだよ。お日様が昇ってきて、キラキラしているよ。早く出て来て、見ようよ。世の中には、色んな綺麗な場所があるんだよ。出てきたら、一緒に、色んな美しい景色を見に行こうね。だから早く出てきて。」と言ったのを思い出しました。
そういう事があったんだけど、杏は覚えている?と車内で聞いてみたら、杏は覚えていました。
「お腹の中でテレビを見ていたら、急に画面がビャーンってかわって、ママの顔と海と太陽が見えた。で、ママが太陽がきれいだとか色んな美しい景色を見に行こうって言うから、早く出なきゃと思って、出ようと思った」と話してくれました。
7才になった杏ですが、まだ胎内記憶(しかも、母親の声を聞いた事まで!!)が残っていたのだとビックリしました。そして、今「色々な場所に一緒に行って美しい景色を見る事ができて、ママは嬉しいよ。」と杏に伝えました。
7才にして胎内記憶。貴重な話だと思い記録しておきたいと思いました。
お母様の語りかけの素敵なこと!
いつもお腹の中でお母さんの声を聞いていた杏ちゃん。
きっともっと居心地の良いお母さんのお腹にいたかったのね。
生れてきたら、その大好きなお母さんと一緒に、いろんなたくさんの綺麗な景色が見れたね。
これからももっとたくさん。